蟻害復旧工事・予防工事

住宅を新築する際に、シロアリ薬剤を柱や土台などの木材部分に塗布や注入したり、シロアリ薬剤を土壌に散布する方法が一般的です。

シロアリは、いわゆる「蟻酸」を出しません。シロアリは分泌物を出す場合がありますが、これで対象物を溶かす事はなく、大顎を使って対象物をかじる事で破壊します。

1995年の阪神淡路大震災の後に実施された調査では、倒壊住宅の多くにシロアリ被害が確認されました。シロアリが家屋の構造体に被害を与えたため、被害が拡大したと指摘されています。
耐震性を高めて建築したお家でも、建築後にシロアリの被害にあえば、その耐震性能が十分発揮できない場合もあり、耐震性、耐久性を確保するためにも、適切なシロアリ対策は重要です。

シロアリは一年のほぼ決まった時期に、巣から大量の羽アリが、新しい巣の設営を目指して飛び出します。これらが生き残って新たな巣の設営に成功するには一定の条件が必要です。森や公園の枯れ木に生息できても、通常の家屋に住み着くのは極めて難しいと考えられています。「家を食う」シロアリの羽アリは、一時に大量に飛び出すので、お住まいの方にとっては、見かけると心配ですが、家をかじる(餌を集める)のは働きアリ(職蟻(しょくぎ))の仕事です。もし窓から羽アリが飛んで入っても、少量の羽アリが被害を出すことはまずありません。生き残り、新たな巣の設営に成功する確率が極めて低いので、だからこそ大量に羽アリが飛び出す、と考えられます。しかしながら、羽アリ自体の危険度は低いものの、家の中や近くで羽アリの群飛が見られたら、近くにシロアリの巣があると言うことなので、注意や点検は必要です。

シロアリはエサがヒノキしかなければ、ヒノキをかじる場合もあり、さらに、ヒノキに触れたシロアリが死んでしまうわけではないので、シロアリは平気でヒノキの上を通過し、その先にある木材を食害することがあります。
薬剤は無臭です。しかし、床下で散布しますので作業中は床下特有のカビの臭いや「ホコリ」臭さがする場合がありますが暫くすれば収まります。
当社では5年間の保証をしています。現在認定されている薬剤は、自然環境に負荷をかけないよう配慮されており、水分や光、熱などの化学的要因と土壌や空気中の微生物などの要因で分解し、ほぼ5年で自然に復元するよう造られております。従って、大切なお住まいを「シロアリ」の加害からまもる為には5年毎の施工が肝要です。
使用する薬剤によります。代表的なシロアリ業界の団体が提案している工事の仕様書によれば、いまだに油剤(揮発性成分が90%以上)を木部に大量に散布注入しなさいと言っています。
このことに関しての賛否はともかく、この揮発成分 がゴキブリの駆除に貢献するのです。もちろん、シロアリの天敵として活躍してくれるクモやムカデなんかも殺すことになります。
でも、ゴキブリ駆除を考えた時、その施工場所というのは必ずしもシロアリ工事とは同一ではなく、そもそも無理があるのです。それでも昔は効果があったというなら、それはそれほどに大量の薬剤が散布されていた証と考えるべきで しょう。当時、自覚はできなかったとしても人にも影響があったはずです。